【書評】神田昌典さんの不変のマーケティングの内容と読んだ感想

どうも、光成です。

マーケティングを学んでいる人であれば、
神田昌典さんの本を僕は絶対に読むべきだと思っているのですが、
数ある本の中で「不変のマーケティング」は、
必ず読むべきマーケティング本だと思っています。

で、実際に読んで見た感想を今日は話していこうと思います。

目次

不変のマーケティングを読んだ感想

まず、不変のマーケティングを読んだ感想なんですが、
結論から言うと、

「マジで内容めちゃくちゃいいからすぐに読むべき!」

という感想にしかならないですね。

この本を読んで、

「この内容ゴミじゃん」

と、言う人がいるのであれば、
その人はマーケティングをもう一度ちゃんと勉強したほうがいいくらいです。

なぜ、この本を僕がこんなにも絶賛するのかというと、
本のタイトル通り「不変的」なマーケティングの手法を学べるようになっているのです。

例えば、インターネットビジネスが今みたいに栄える前は、
正直、出せば売れるというようなビジネスばかりでした。

というのも、人が「ウォンツ」より「ニーズ」を求めていたからです。

どういうことかと言うと、

「冷蔵庫がないから買わないと」

という状態です。

だから、出せば売れたんですよね。

この商品を作ってから売れるようにすることを
「プロダクト・アウト」と言います。

しかし、段々とモノに溢れるようになり、
段々と「ニーズ」ではなく「ウォンツ」を満たす商品が求められてきました。

なので、商品を作ってから売るではなくて、
顧客が欲しいと思っているものを調べてから売るという形に変わってきたのです。

これを「マーケットイン」と言います。

図を見てもらえればわかりやすいかと思います。

で、マーケット・インのマーケティングを仕掛ける為に生まれた手法が、

「ダイレクトレスポンスマーケティング」

になるのです。

ダイレクト・レスポンス・マーケティングは、
お客さんに直接欲しいものを聞いて、反応を貰い、
欲しいと思っているものを作って売るというやり方なのです。

つまり、偶然売れるではなく、
必然的に売れるということです。

これを聞いただけでも「あー確かにそれは不変的なやり方だ」と思えませんか?

だから、僕は不変のマーケティングをすぐに読むべきだと思っているわけです。

実際、僕はこの本を読んだ後に1人で

「この本はすげえ!めちゃくちゃ賢くなれてる気がする!」

と、1人で言っていました。笑

けど、実際に不変的な知識を得られたと思っています。

それに、僕もこの本で語られていることは実践していますし、
世の中で大きな金額を稼げている経営者の方は皆、
このマーケティングの手法を使ってビジネスをしています。

不変のマーケティングの内容

じゃあ、そんな読むべき不変のマーケティングの内容はどうなっているのかを話していきますね。

主にこの本ではダイレクトマーケティングについて学べるようになっています。

そして、どんなビジネスにも応用出来るノウハウなので、
ぜひ、読んでもらって自分のビジネスに応用してください。

目次毎に少し内容を話していきますね。

不変のマーケティングの内容
  • プロローグ:1通のDMから全てが始まった
  • 第1章:感情マーケティングの基本概念を紹介
  • 第2章:神田のマーケティング必殺技
  • 第3章:売上アップの「突破口」を探る
  • 第4章:お客様をファンにして口コミを起こす方法
  • 第5章:私が犯した罪と罰第4章:お客様をファンにして口コミを起こす方法

こういった目次です。

1つずつざっくり内容を紹介しますね。

プロローグ:1通のDMから全てが始まった

この本の冒頭に当たる所なのですが、
正直、ここに全ての本質が詰まっていると思っています。

僕がさっき説明したプロダクトアウトとマーケットインの概念などが
既にプロローグで話されていて、
ダイレクトレスポンスマーケティングに行き着くまでの話がされています。

客を探す→客が欲しがる商品を作る→欲しがってる人に売る

この王道的なパターンが生まれた秘話が学べますよ。

そして、”顧客名簿の重要性”についても書かれています。

これは有名な話ですが、火事が多かった江戸時代は商人の店が燃えた時に、
顧客リストだけは井戸に落として燃えないようにしたという話があります。

これは、顧客名簿があればいつでも再起可能だからです。

場所を変えて、またお客さんにビジネスをスタートすればいいですからね。

そういった「顧客名簿(リスト)の重要性」を学べますよ。

プロローグでは、本当に大事な概念を学べる内容になっています。

恐らく「うんうん。なるほど!おお!これは本質的だ!」と、
1人毎を喋ってしまうほど気づきがあるはずですよ。笑

ちなみに、顧客名簿を取っていないビジネスは
全然儲からないと思っていいですよ。

第1章:感情マーケティングの基本概念を紹介

感情マーケティングが何か?というと、
「欲しい!」「買いたい!」と思わせるように感情を動かすマーケティングです。

例えば、「今買わないと損をする」ということを顧客に伝えて
購買意欲を高めるなどです。

人間は損をすることを回避しようとするので、
こうやって損をすると伝えることで商品を買ったりするわけですね。

例えば、Twitterだと「10部限定で1980円!」みたいなことをやっている人がいますよね。

あれは、安いうちに買わないと損をするということを伝えて
顧客を購買に走らせているというわけですね。

こういったことなどを学べるようになっています。

顧客の感情をガンガン動かし、
商品を欲しいと思ってもらう為に必要な感情マーケティングが学べるので、
この章を読んだらどんどん売れるようになるかもしれませんね。

ちなみに、人が商品を買う時の心理状態も解説してくれるので、
めちゃくちゃ勉強になる章ですね。

第2章:神田のマーケティング必殺技

この章では神田昌典さんのマーケティングで実際に行っていることを学べますね。

例えば、「保証をつける」ということですね。

これをネットビジネスで言えば「返金保証」になります。

無条件で返金する保証なのか?

それとも条件つきで保証したほうがいいのか?

こういったことが学べます。

他にも、成約率が高くなるように行った施策などを学べます。

1つ1つ話していたら大変なので全ては話せないですが、
「お客様の声」をつけたり「実績を伝える」などですね。

こういった、顧客が商品を買いたいと思わず思ってしまうような
マーケティングの手法を学べるようになっています。

第3章:売上げアップの「突破口」を探る

この章では「あなたの会社が90日で儲かる」という本が売れた理由から
売上げアップをさせる方法論を学べます。

ちなみに、「あなたの会社が90日で儲かる」の書評はこちらです。

様々な細部に相当こだわって商品を売る準備をしたみたいですが、
売れる匂いがすると説明しています。

どんなことにこだわったのか、売れる匂いとは何かということが学べますね。

いい匂いですね。笑

また、ビジネスにとても重要になってくる、
「価格設定」についても話されています。

個人的には100人の村で例えて話をしている例えがめちゃくちゃわかりやすかったです。

この価格設定はビジネスで凄く大切なので、
絶対に読み飛ばさない方がいいですよ。

初心者はすぐに値下げしがちなのですが、
値下げは絶対に最後の最後までしない方がいいです。

その理由も学べます。

結構簡単に値下げする人が多いので、
この部分を読んで値下げがダメな理由を学んで下さい。

第4章:お客様をファンにして口コミを上げる方法

この章では文字通り、顧客をファンにして
口コミを起こす方法を学べます。

これは凄く大切ですよね。

会社の売上は2割のリピーターが出してくれていると言われていますから、
当然、リピーターを作っていくのが大事です。

それに、リピーターが口コミで集客してくれることもありますし、
口コミで連れてこられた顧客は濃いお客さんなので、
この章でファンを作る方法は絶対学ぶべきなのですよ。

ファンが利益を全て出してくれるわけですから。

その為に必要な物語の重要性なども解説してくれています。

これらはネットビジネスに全て活かせますので、
読んでもらってぜひ、自分のビジネスに活かしてもらえればと思います。

リアルビジネスで活かす話が多いので、
自分のネットビジネスには読んで必要な部分を活かしましょう。

第5章:私が犯した罪と罰

この章では神田昌典さんが実際に間違ったという経験から、
多くの人が勘違いすることをなどを学べるような内容になっています。

例えば、神田昌典さんがニュースレターを使えば売上が上がる
と言うようなことを話したことで、

「ニュースレターを使えば何でも売上が上がるんだ!」

みたいな勘違いを起こした人がいたみたいです。

そういった過去の経験談から多くの人が勘違いして
立ち止まってしまうことを教えてもらえるので、
反面教師にするような視線で読むといいですね。

また、この章でPASONAの法則が学べます。

PASONAの法則はコピーライティングの型になるものですね。

PASONAの法則
  • P:Problem 問題点を明確化して伝える
  • A:Agitation その問題を、身近に感じてもらえるように炙り立てる
  • So:Solution 問題の解決策を伝える
  • N:Nallow Down その解決策を得られる人は、限られていることを証明
  • A:Action 行動を呼びかける

この流れです。

僕もよく使っています。笑

他にも反省しなくてはいけない時期など、
ビジネスマンとして必要なことを解説してくれています。

神田昌典さんの不変のマーケティングは初心者には難しいかもしれない

ここまで不変のマーケティングの内容を話してきたのですが、
内容はめちゃくちゃいい本です。

だから、絶対に読むべきだとは思っています。

¥1,760 (2022/08/27 15:00時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

しかし、もしかしたら、これからビジネスを始める人や、
始めようと思っている人には、この本の内容は少し難しいかも知れません。

例えば、PASONAの法則やダイレクト・レスポンス・マーケティングの話をされても、
これからブログを作る段階の人とかだったら、
そんなの読んでもちんぷんかんぷんじゃないですか?笑

「いや…全然わからん…自分には無理だ」

と、わからないことが多いとなりがちですよね。

そういう人は本を読むのもいいですが、
本を読んで理解したつもりになって、
結局ビジネスは何も進んでいないという状況が1番怖いです。

なので、これからネットビジネスを始めようと思っている人には
少し難しいかもしれないですね。

これから「人生変えるぜ!」と思ってビジネスを学ぼうと思っている人は、
まずは、ビジネスの全体像を学んでから不変のマーケティングを読む方がいいかも知れないです。

僕のメルマガに登録してもらったら、
情報発信ビジネスの全体像のセミナーなどをお渡ししているので、
そちらと合わせて不変のマーケティングを読む方が理解度は深まります。

まずは全体像を理解する所から始めてみましょう。

興味あったらメルマガ読んでみて下さい。

Amazonで有料販売の書籍も今だけ無料でお渡ししています。

最後に

今日は不変のマーケティングを読んだ感想と内容を話してきました。

この本は本当に不変的なマーケティング手法が学べますので、
必ず読んだ方がいいですよ。

正直、色々な発信をしている人を見ていますが、
本当に間違ったことをしている人が多いなと思います。

なので、正しい知識をつける為にも必ず読んでおく1冊です。

興味あったら手にとって見て下さい。

というわけで以上です。

では

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

気軽にコメントしてください!

コメントする

目次